2019年10月10日木曜日

LAULHERE


こんにちは。

先週言った激熱な「アレ」の正体は「ベレー帽」。

様々な種類を買い付けしてきました。




皆様ご存知の方も多いとは思いますがベレー帽はスペインとフランス国境にある
「バスク地方」が発祥と言われ、古代ローマ時代から実用されていたそう。
さらに貴族から農民まで使用していたそうで、ナポレオン3世が訪れた際に
「ベレーバスク」と呼んだ事から世界中に広まり、のちの未来「第二次世界大戦」頃からはアーミーベレーとして軍隊に普及。

なので大きく分けると「バスクベレー」か「アーミーベレー」に分類されます。


ピカソやロダン、またチェゲバラなど各著名人が被る「アイコン」的存在として今日では知られ、見方によれば「画家」っぽくも見えるし強面な「軍人」っぽくも感じるのが僕らのイメージ。

そしてそのイメージの範囲が広い事から様々なファッションスタイルに適応し、非常に使い勝手が良いアイテムとして今日では市民権を得たのは周知のとおり。


そして今回入荷してきた「LAULHEREと言うブランド。1840年創業と150年以上前にフランスにて創業。唯一フランスで残るベレーメーカーとも言われています。
そして王室や世界各国の軍にベレーを支給する格式の高さ、素材にはメリノウールをメインに伝統的な縮機による方式を用いデザイン性はもちろん質も非常に高いベレーを
作っています。





そしてオーダーしてた4種類、奇抜なものからベーシックなものまで揃えました。

まずは目を惹くこのワッペンタイプから。



(BLACK)

Price:20,000+TAX
Size:M,L(58,59相当)
Qua:WOOL 100%



何枚ものワッペンが貼られた遊び心のきいたベレー。そのワッペンの持つ存在感に圧倒されます。ワッペンのモチーフもクラシカルでヒストリカルなものなので割と大人っぽく
被れます。こちらはローレルの今季のコレクションラインの物だそうで、シーズンテーマに沿ったアイテムなのだそう。



(BLUE)

更に存在感のある「ブルー」の色。


海を連想するような綺麗な色合い。

※訂正

前回の投稿でミリタリーベレーと説明しましたが、正しくはこちらもバスクベレーです。
表の革のテープを内側に折り返し着用するのが通常の形です。前回と写真も差し替え、現在の写真(アラシダ着用)が正しいかぶり方です。


よく右に垂らすとイギリス式、左はフランス式など言いますが、お好みで使って頂ければと思います。ちなみに僕はイギリス派。


裏側にはサテンをしきグレード感を出しています。

もちろんベーシックなモデルも用意しました。


(NAVY) 

Price:¥12,000+TAX
Size:M,L(58,59相当)
Qua:Wool 100%


ベーシックなモデルはバスクベレータイプ。ミリタリーベレーとはちがい
内側に巻き込まれています。


寄り添うように、自然に洋服にも顔にも馴染む感じ。


ベレーの円盤の頂点に良くつくのが「チョボ」と言われるこのポッチ。
羊毛の繊維束を木型の上に放射状に並べて織る伝統的なベレー帽製造工程において束の要となった部分であり、ベレーの伝統的な飾りの一種でもあります。


伝統的な定番品は「HERITAGE」ラインとして区分けされ、ローレルベレーの中でも
長年作られてきた定番。

内側のライニングしかり、スベリを出すためのビン革を丁寧に縫製し丁寧に作り込んでいます。

ずっと廃れない定番品が欲しい方はぜひ手始めにこちらをお勧め。

では最後、上級者向けのこちら。


(BLACK)

Price:¥12,000+TAX
Size:M,L(58,59相当)
Qua:Wool 100%


かなり大きい円盤のベレーは通称「ブレトンベレー」と言います。つまりブルターニュ風の物。


ベレーの大きさが目立つ分、コーディネートで工夫も欲しい所。


福岡店の岩川さんとお客様のコーディネート。シルエットとのバランスでトップとのボ-リュームが上手くマッチした非常に参考になる例。


色は汎用性の高いブラック。


バスクにある内側の革のテープはなく、シンプルな作り込みです。


同封されるブランドの冊子。


しっかりとその生産背景が書かれています。全部フランス語と英語ですが。


何よりも、箱もスペシャル。


グラフィティーアートでペイントされたブランドの世界観にも脱帽です。




嵐田


HAVERSACK

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