2020年3月28日土曜日

About Military Goods


本日は仕入れ物を紹介。

「ミリタリー」なんて粋のいい題材にしてしまいましたが、ガチなミリタリーではなくその要素を十分含んだ良質品。とでも言った方がいいのだろうか。


こちらの2点。

まずはスニーカーから。今年は新色です。


Price:¥14,800+TAX
Size:25,26,27

ここ最近めっきり力をつけてきたムーンスター出身の別ライン「PLAS」。
このPLASのスニーカー、アッパーに岡山県倉敷の児島帆布を使い、仕上げは久留米で行うと言うハイブリッドなスニーカーブランド。

1960年代から導入した力織機を使い経糸10番の双糸、緯糸10番双糸のムラのあるネップ糸を使用し通常12,6ozより経糸の糸密度を少し落として12ozへ。

密度の高い生地は耐久性はもちろん、使っていくうちに表情の変化を楽しんでけます。


特定の年代は定かではないが、れっきとしたミリタリーのトレーニングシューズをモデルにして作られた「シェルキャップ」のスニーカー。


貝殻を連想するシェルのトゥ部分はとてもヴィンテージライクでいい意味で古臭いが、とてもこのブランドの普遍なる特徴が出ていると思います。








 PLASUのスニーカーは一つ一つの工程を丁寧に熟年の職人が分担して一足を作り上げ、生地や材料もすべてが一体化した時に完璧な一足が出来上がるようにとても丁寧に作られます。
刃型で型抜きされた平面なパーツを手仕事で足の形に合わせて立体的に縫い合わせる。

アッパーを足型のラストに沿って吊りこみ、底を付けその周りにテープを巻く。テープも太さや位置を調整しながら絶妙な加減で巻いていく。

この手法は機械ではできない、まさに日本人が成せる技。
かつてのコンバースではソールが剥が使っていくうちに剥がれてきてしまった、なんて事がザラでしたが、このメーカーに関して言えばその心配は無用。

それの理由が「ヴァルカナイズ」製法と言われています。


こちらがその機械。

加硫缶と呼ばれる「ツボ」に入れて120℃で約70分間、熱と圧力を加える工程を
「ヴァルカナイズ」=加硫と言う意味だそうです。

 加硫をする事で生ゴムの中に配合した硫黄が化学反応をお越し粘土の様な生ゴム状態から力を加えても元のカタチに戻ると言うゴム固有の性質を得る。
こうして完成されたスニーカーは強靭なボディーを持ち、ヘビロテをしてもかつての様にすぐ取り換える様な事はなく、長い間一足を愛でる事ができます。

日本製だからいいと言った表層的なものではなく、目に見えない「内面的」な所(繊細さ、誠実さ、謙虚さ)まで日本人らしい唯一無二のスニーカーとなるのです。


時は令和だというのに、アナログな手法が僕らのハートに訴えかけてくる。


そのシンプルさはコーディネートにエッセンスを入れるわけでもなくとても「さりげない」存在感。そんな謙虚なスニーカーだから自分の体の1部になる。


靴裏の柔らかいゴム底がとても気持ちいい。そして軽量。

どんなコーディネートもジャンルや枠を超えていかなる時も付き添ってくれる。


そんな相方の様な感じです。


さてもう片方のバック。こちらもなかなかインタレスティングなミリタリーもの。


¥14,000+TAX


(Epperson Mountaineering)

ブランド名はエパーソンマウンテニアリング。70年代にマークエパーソンが創業。
カリフォルニア州出身の彼は既成のバックでは満足できず自身で納得の行くものを作りたいと思いこのブランドを立ち上げたとの事。


こちらはUS ARMYにて1970年代~80年代に採用されていたパラシュート素材を使った変わり種のバック。


様々なミリタリ―の廃材などを使いリプロダクト。ストラップ部分には「タスランナイロン」を使用。またパッカリングされた生地感はとても味があります。


横に広く、トートバックの様な雰囲気に仕上がりに。


容量は相当入るので旅行でも日常でも使い勝手よし。


ドローコードで開閉をし調節をかけます。紐もカーキが効いていていい感じに。


このバックの最大の見せ所はこの内側のポケットにあります。


薄い生地は一瞬でクシャと収納。



ジップを締めればこんなにコンパクトに。バックインバックとしての役割も。


全部でたぶん10個くらい入れましたが、全部に個体差あり。大きさは一緒ですが
素材感なんかが違ったり。またステンシル(コントラクトナンバーかなんか)入りもありましたが、それは優先的に完売してしまいました。


よーく見ると違いますね、ストラップや生地の色合いも。


リップストップにになっていたり、そうでなかったり。これも是非店頭で見て好きな1個を選んでほしいですね。


また、シワは使っていくうちに綺麗になります。


新作の極太パンツに合わせたモノトーンルックにPLASのスニーカーを。


バックはシルクのパンツと合わせ艶やかに。




こんな感じでミリタリーアイテムを中和させる感じはいかがでしょうか。

コロナウィルスで自粛ムードですが、通販もできるので是非ご相談ください。

皆さん、一緒にこの時期を乗り越えていきましょう!!


嵐田

HAVERSACK

渋谷区代官山町14−5

定休日:木曜日
(祝日の場合は営業)

TEL:03-3477-0521





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2020年3月20日金曜日

Knit sew

こんにちは。お花見の季節で気温も安定的。とても気持ちの良い気候です。

意外にも目黒川沿いの飲食店も予約取れづらいみたいで、コロナの影響があってもどこ吹く風。花見はどんな時も日本人にとってソウルフルな行事なのでしょうか。

さて本日は「ニットソー」のお話。


ニットソーはここ数シーズン様々なアイテムを打ち出してきましたがHAVERSACKが目指すクォリティーとしては必要不可欠な特殊製法。
そのスムースな肌触りとフィット感は通常のカットソーとは一味も二味も違ってきます。


その理由として国内に限られた台数しかないニットソー専用の丸編み成形機を使用しており横編では表現できないワンスムース素材の編地に仕上がりに。

スエットの様な、ニットの様な、Tシャツのような、、

それら全部を「1つ」にした様なイメージ。

触ると程良くモチっと。そして肉厚な生地感もクセになりそうな感じです。


ではカットソーとは何が違うのか。

カットソー=Cut&Sawing。カットソーはその名の通り反物に織り上げた物を裁断しそれぞれのパーツごとに縫製して仕上げる方法。

それに対しニットソーはパーツ毎に成形し、編み上げる。つまり「裁断」する工程がなく一台の機械で丸々1枚が仕上がる方法。これを丸編みといいます。


独立したリブ部分も(裾や袖部)も一繋ぎにして丸々編み込む。


それは着用すると感じる独特なフィット感。それがニットソーの真髄であり見た目じゃ分からないところ。


コチラが実際の丸編み機。円状に編み針が並び筒状に編まれ生地として出てきます。
カットと言う作業がないぶん糸のロスがなく縫い代が薄いのでごわつきがなくなるなのだとか。




また今季はこう言った柄のタイプを作り、バリエーションを豊富にしています。


カーディガンタイプでもこの製法を用いて製品化。



チェック柄の12Gダブルジャガードにしたコットンニット。厚みがありシーズンを問わず使えるこのアイテムも見事ニットソーの仕上げにしてリンキングをしない一繋ぎのリブにしてごわつきがなくスッキリとした雰囲気に仕上がりました。


幅のあるリブもとてもクラシカル。


昨年から続けて半袖物も増やしました。

一般的な「ティーシャツ」の域を超え、強度が強くて型崩れしにくいのはやっぱニットソーならでは。


こんな発色も今季はあります。





実はこのニットソー、割とコストもかかる為今後は減産する可能性も高くコレクションから数が減っていくかもしれません。

今季は豊富に店頭にラインナップがあるので、最後とは言いませんが
色々な憶測を兼ねて皆様とりあえず「今」買っときましょう。(笑)と言うのが本音。

盛夏のアイテムも入荷が始まりました。店頭でお待ちしてます。


嵐田

HAVERSACK

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